当社・日本精機グループのNippon Seiki North America(NSNA ※)は、ゼネラルモーターズ様(以下、GM)から『2024サプライヤー・オブ・ザ・イヤー』を受賞しました。
『サプライヤー・オブ・ザ・イヤー』は、革新的な技術と最高の品質を提供し、GMの掲げる価値や目標に対する理解とその達成に貢献したグローバル・サプライヤーに贈られる賞です。当社グループとしては5年連続の受賞となります。
▼2025年4月8日に開催された授賞式の様子(受賞トロフィーとNSNAメンバー)
※Nippon Seiki North America (NSNA)…北米に所在する以下の当社の連結子会社3社の総称:N.S.International, Ltd.(米国ミシガン州)、New Sabina Industries, Inc.(米国オハイオ州)、Nippon Seiki De Mexico S.A. De C.V.(メキシコ)
同賞は、毎年、GMのグローバルな部門縦断チームが1年間の実績をもとに厳正に審査するもので、今回は数あるサプライヤーの中から12か国の計92社が表彰されました。
私たち日本精機グループは、これからもお客様と共に、更なる発展に貢献できるよう努めてまいります。
当社・日本精機は、2025年3月4日、本田技研工業株式会社様から、新たな開発に貢献した企業として『2024年 優良感謝賞・開発部門』を受賞しました。当社が二輪開発に関して同賞を受賞するのは今回が初めてです。
「優良感謝賞」は、本田技研工業株式会社様が、各分野で優れた功績を残した取引先を表彰するものです。
今回、当社は二輪の開発において『インド現調化によるRoadSync機能付きカラーTFTメーターの開発』 というテーマで同賞を受賞しました。開発日程や数量確保、生産状況など様々な困難がある中、コストや納期の面で貢献したことが高く評価されたものです。
▼受賞トロフィー
私たち日本精機グループは、これからもお客様と共に、更なる発展に貢献できるよう努めてまいります。
当社・日本精機株式会社は、4月1日、33名の新入社員を迎えました。
同日開催した入社式における代表取締役社長・佐藤浩一の新入社員向けメッセージを以下のとおりお知らせします。
▼入社式 社長あいさつ
皆さんの精悍な表情を拝見し、とても嬉しく、頼もしく感じます。日本精機に入社して頂いたことに感謝いたします。
■自動車業界の環境変化:変革期はチャンス/ビジネスを拡げる可能性は無限
自動車業界は100年に一度といわれる大きな技術とビジネス変革期の只中にあります。いわゆる“CASE”のインパクトと“SDV”の到来です(CASE:「C」…つながるクルマ、「A」…自動運転技術、「S」…自動車の共有、「E」…電動化 / SDV: Software Defined Vehicle。ソフトを自由に書き換えられて購入後も機能が進化する自動車)。地球環境保護と併せて持続可能な社会を実現するため、カーボンニュートラルやSDGsを目指した取り組みも加速しています。
この激しい変革期は、厳しいと同時に大きなチャンスでもあります。クルマが外部と繋がるときのメーターやヘッドアップディスプレイ(以下、「HUD」)が果たす役割の変化、自動運転車に必要なセンサー、ソフトウエアが書き換え可能な時代におけるハードウエアのあり方、ソフトウエアの価値が高まった際のビジネスモデル、電気自動車用のメーター・HUDの軽量化・省電力化、SDGsの観点で社会から歓迎される製品や機能のアイディアなど、ビジネスを拡げるチャンスは無限にあります。
この変革期をどう捉えるかは皆さんも含めた我々の姿勢次第です。もちろん、私たちはチャレンジの道を選びます。
■地政学的リスクへの対応/筋肉質な企業体質への変革
地政学的要因を含んだ世界規模での景気の変動やリスクもまた、会社の業績に大きく影響しています。
コロナ禍後、未だ国内需要は低調で、中国の景気減速は先が見通せず、今後はアメリカの自国優先政策からも大きな影響が出てくるでしょう。ソマリア沖の海賊問題やスエズ運河危機から来る輸送費の値上がり、ウクライナやガザの戦争が影響するエネルギー費用の高騰、アメリカを発端とした関税戦争は直近の大きなリスクです。
私たちは、無駄な贅肉(コスト)をそぎ落とし、「筋肉質な企業体質への変革」に取り組み、売上減や輸送費・部品コスト増に関わらず、利益を堅実に生む体質に会社を変えている真最中です。ぜひ皆さんの新しい感性で、斬新なアイディアを出し、チャレンジしてください。
またグローバルビジネスにおいては地政学的リスクの分析がますます重要です。皆さんも、業務や収益に直結するという意識を持って、世界の情勢・ニュースをよくウォッチしてください。
■現状に満足せず、迅速に改革にチャレンジ
私たちには『現状に満足せず、迅速に改革にチャレンジする』という指針があります。
「言われたとおりにやって80点を取ればいい」、「失敗するくらいならやり方を変えないほうが良い」という考え方は昨日で終わらせてください。
今後は、もっと仕事の効率を上げるには、もっとコストを下げるには、もっと仕事のスピードを上げるには、もっと品質を良くするにはという前向きな姿勢で、現状に満足せず、改革にチャレンジしてください。チャレンジした上での失敗を、会社は高く評価します。
■新製品の開発を通じて交通事故を低減
日本精機は、世界の名だたる高級車ブランドにHUD製品を供給しています。HUDはフロントガラスの先に自動車の運転情報やナビゲーションが投影され、運転手が前方を向いたまま情報を認識できるシステムで、道路交通事故の防止につながるものです。そのため高級車では多少高額でも搭載されています。
しかし、交通事故を起こす危険性は、高級車もそれ以外の軽自動車や小型車も同様です。
そこで、軽・小型自動車に搭載できる『小型で廉価なHUD』や『後付けできるHUD』を開発し売り出すことで、世の中の多くの人にHUDを使っていただき、交通事故を少しでも減らしたいと思います。そのような製品の企画、開発、量産、販売を通じて、社会貢献と会社の成長を両立させることが私の・私たちの夢です。
皆さんの成長は、日本精機の発展、そして各自の幸せに繋がります。一緒に楽しみながら頑張りましょう。
▼入社式の様子
当社・日本精機株式会社は2025年に創業80周年を迎えます。創業以来、ここまで共にあゆみ、支えてくださった皆様へ心よりの感謝を込めて、このたび創業80周年特設サイトを公開いたしました。
日本精機株式会社創業80周年特設サイト: https://www.nippon-seiki.co.jp/80th_anniversary
【創業80周年特設サイト】
特設サイトでは、当社からの感謝のメッセージをはじめ、周年を迎えるにあたっての当社代表取締役のご挨拶、創業時から現在までの当社のあゆみ、80周年記念ロゴに込められた想いなどをご紹介しています。
今後、さらに各種のコンテンツを追加していく予定ですので、ぜひご覧ください。
【企業広告掲出】
併せて、創業80周年を記念してJR駅内広告、地元紙への広告等に感謝のメッセージを掲出しています。こちらもぜひご覧ください。
▼本社が所在する新潟県のJR長岡駅構内(新幹線ホーム・階段上)に看板広告を掲出(2025年3月下旬から約1年間)
当社・日本精機株式会社は、がんに対して従業員の健康を守るために積極的に取り組んでいる企業として、3月7日付けで『令和6年度がん対策推進優良企業』の表彰を受けました。
この表彰は、厚生労働省が推進する「がん対策推進企業等連携事業(がん対策推進企業アクション)」の一環として行われています。当社は、2024年からこの事業の推進パートナー企業として登録し、がん検診受診率向上等を目指すプロジェクトに参加しており、このたび初めて「がん対策推進優良企業」として表彰されました。
がん予防・早期発見に関するeラーニングの受講、社員へのがんアンケート、がん検診に伴う会社の費用負担など、当社が実施する各種の取り組みがこの表彰につながったものと考えられます。
〇取り組み事例:社内調査で多かった「女性がん」への予防・啓発活動
女性がんは発症年齢が若く、子育て世代や働く世代に多いがんです。
この予防・啓発のため、当社では、乳がんの自己触診モデルを女性更衣室に設置して自己触診の啓発を図っているほか、自己負担なしで就業時間中に女性がん検診が受けられるよう巡回バスによる女性がん検診を行っています。
▼乳がんの啓発展示
▼会社敷地内で巡回バスによる女性がん検診を実施
わたしたち日本精機グループは、これからも健康経営に関する取り組みを、ESG(環境・社会・法令遵守)・SDGs(持続可能な開発目標)活動に合わせて推進することで、持続可能な社会の発展に貢献してまいります。
【参考リンク】当社連結子会社である日精儀器科技(上海)有限公司は、東風本田汽車有限公司様によるサプライヤー大会において、2月27日、『量産保障優秀サプライヤー賞』を受賞しました。
【写真:右から5番目:日精儀器科技(上海)有限公司の浅井総経理】
サプライヤー大会の式典では、Q:品質保障賞、C:コスト管理賞、D:量産保障賞の分野において優れた会社が表彰され、日精儀器科技(上海)有限公司は、量産保障優秀サプライヤーの1社として受賞しました。東風本田汽車有限公司様の生産体制と生産計画に追従し、すべての機種において納期通りに不具合無く供給を行い、又、お客様とコミュニケーション良くタイムリーに対応できたことが評価されたものと受けとめています。
私たち日本精機グループは、これからもお客様と共に、更なる発展に貢献できるよう努めてまいります。
【受賞したトロフィー】
当社・日本精機株式会社(本社:新潟県長岡市、社長:佐藤浩一)は、2025年4月1日から、東京都北区田端にある既存の営業・設計・開発・企画等に関する拠点「東京営業所」「東京テクニカルセンター」「東京R&Dセンター」をまとめ、「東京本社」に改称します。併せて、新たにIR活動や人事、購買に関する機能を追加します。
今回の変更は、地理的利便性の向上により事業効率をさらに高めるとともに、首都圏における認知度を強化することを目的とするもので、これにより日本精機株式会社は新潟県長岡市の本社と東京本社の二本社体制を取ることになります。
▼東京本社所在地となる田端ASUKAタワー
新たな東京本社では、これまでの営業・設計・開発・企画等業務に加え、以下の業務を行います。
・投資家に向けたIR活動等
・首都圏での人事採用活動等
・設計部門と連携した開発購買活動等
なお、本件により当社の組織・体制や長岡市内の本社の機能に大幅な変更はありません。
今後、当社は長岡市所在の本社と東京本社を拠点に、両拠点の機能を強化しながら、さらなるスピード感をもって事業に取り組むとともに、首都圏における認知度向上に努めることで、企業価値を高め、より一層の事業の推進に努めてまいります。
<東京本社 概要>
・改称予定日:2025年4月1日
・所在地:東京都北区田端6-1-1 田端ASUKAタワー4階・6階
※既存の東京営業所・東京テクニカルセンター・東京R&Dセンターと同一
・設置部門:営業、設計、開発、新規ビジネス企画、経営企画、人事、購買
・従業員数:171人
・面積:590.06坪
【関連ニュース】(閲覧には期限がある場合があります)
・日本経済新聞 電子版「日本精機、東京にも本社機能 4月から2本社体制」
・日刊自動車新聞「日本精機、2025年4月に都内3拠点統合し「東京本社」に改称」
・日刊工業新聞 電子版「日本精機、新潟・東京2本社体制に 首都圏で事業増強」
・新潟日報デジタルプラス「日本精機(新潟県長岡市)が東京拠点強化!東京本社に改称 4月から2本社体制、首都圏での認知拡大狙う」
当社・日本精機株式会社および当社関係会社NS・コンピュータサービスは、2025年3月1日~2日にアオーレ長岡(新潟県長岡市)で開催された『長岡ものづくりフェア2025』に出展しました。
『長岡ものづくりフェア』は、当社の本社所在地である長岡市のものづくり企業・団体が多数出展する体験イベントです。地域の子どもたちやその保護者に、国内・世界に誇る長岡のものづくり技術を知ってもらうことや、ものづくりの楽しさを体験してもらうことなどを目的としています。会場には二日間で計53の企業・団体がブース出展し、ものづくり体験を楽しむ親子連れなどでにぎわいました。
3月1日(土)に出展した当社のブースでは、車・バイクのメーターやヘッドアップディスプレイ製品に加え、「未来の車のコックピット」として、開発中のウインドシールドディスプレイを搭載した実車を展示しました。
▼当社展示ブース(手前左:メーター、手前右:ヘッドアップディスプレイ)
▼ウインドシールドディスプレイを搭載した実車
▼たくさんの子供たちが当社ブースを訪れてくれました。
▼実車に乗って「未来の車のコックピット」を体験する子供たち
▼親子でウインドシールドディスプレイやヘッドアップディスプレイを体験
また、3月2日(日)に出展したNS・コンピュータサービス社は、小学生向けプログラミング教室『p.g.camp (ピー・ジー・キャンプ)』として体験ブース『小さなルンバ「Root」でお絵描きプログラミング!』を設置しました。ブースでは、子供たちが真剣な様子でロボットをプログラミングで動かし、絵を描いている様子が見られました。
わたしたち日本精機グループは、新たな価値創造の事業機会やイノベーションの更なる創出を目指し、社会に貢献してまいります。そして、SDGs・ESG(環境・社会・企業統治)の分野においても、地域社会への貢献・人づくり活動に取り組むべく、様々な事業を通じて社会課題の解決に努めます。また、地域に親しまれる企業を目指し、安心と感動に満ちた未来の実現とともに、地域の活性化・発展にも貢献してまいります。
ブースを訪れていただいた来場者の皆さま、誠にありがとうございました。
▼日本精機ブース 対応メンバー
・NS・コンピュータサービス社 ウェブサイトお知らせ | 『長岡ものづくりフェア2025』にプログラミング教室p.g.campが出展しました