Cocolog-nifty - chotoku.cocolog-nifty.com - PHOTOMENTARY チョートクカメラ日記
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河内麦酒の泡立ち 26 Aug 2013 | 08:00 pm
ハノイ麦酒は泡立ちがいい。 あたしは赤い頃、広告でアサヒビールを担当していたので、つぎ方はうまい。ただしこれは、冷えていないのを注いで、泡がオーバーフローしたとところで、下に用意したポリバケツに長して、そのまま泡を整えて、それを撮影台の上に置くのである。 これはアシスタントの大事な技であった。そこを古いカコストロボの600WSのでぼんと撮影した。 麦酒の瓶は工場からまだラベルの貼っていないのを持...
原田映爾1938-2013遺作展 25 Aug 2013 | 08:00 pm
あたしの古い友人、画家の原田映爾さんの遺作展が京橋のギャラリーで開催されている。(ギャラリー川舟29日まで) あたしの大学一年の当時、ライカ持って銀座徘徊してたら、今の東急メルサの所とが銀座画廊といったと思うが、そこで「ガガ現代美術展:というのが開催されていて、メンバーと知り合ったのだが、その中の羅馬人みたいな風貌の人が原田映爾さんだった。 まず気鋭の前衛絵描きという所だが、詩にも優れていた。と...
田端の切り通し 24 Aug 2013 | 08:00 pm
あたしが勝手に命名した「スナップショットズイコー」は本来はレンズキャップレンズという。明るさはf8で15mmであることは以前にも書いた。 三枚構成のトリプレットはこれが登場した100年前には収差の良く補正された優秀レンズであった。 それが現代ではあまりにレンズが進化し過ぎてしまい、こういうシンプルなレンズの良さというのが忘れられている。 非常に小型軽量なので携帯には絶好であるが、ヨドバシの通販...
スカイツリーの「幽玄」 23 Aug 2013 | 08:00 pm
スカイツリーは土台だけの頃から見ている。 完成は昨年の5月であったから、もう1年以上になるが、見慣れてしまうと案外にその存在が薄れてしまう。 逆に興味があるのは、大雨とか霧でその姿が見えない時である。 数本の300mmレンズが部屋にはころがっている。それはM42なのでアダプターで簡単にペンに装着できる。そのレンズの中でも一番好きなのが、このグレーのレンズだ。これはソ連製のタイル300mmであ...
三十年前、8x10カメラでマンハッタンを撮影した 22 Aug 2013 | 08:00 pm
1982から1983まで、マンハッタンを8x10の大型カメラをしょって徘徊していた三十代半ばの東洋人を見たマンハッタナーは多いと思う。 あたしが、MoMAに通う以外の時間は、主にマンハッタンを大型カメラを持って徘徊していたからだ。 この前、ビルカニンガムの映画を見に行った。 30年前に五番街と57丁目の角の信号待ちであたしはデイアドルフを肩にして待っていたら、目の前にぼろぼろの自転車にクローム...
ハノイヒルズの側のカフェ 21 Aug 2013 | 08:00 pm
ハノイヒルズの小路を出て、左折した右側にカフェがある。 いやカフェはハノイには五万とあるから珍しくもないが、あたしが日参するカフェである。 名前は分からないが、恐らくその通りの名前とハウスナンバーを組み合わせてラストにCAFEと付くのではないか。そういう当たり前のネーミングのカフェはハノイには多い、 それでここが大事なのであるが、カフェの日よけは一方が斜めに下がっているのがあたしの感じる「御...
wasaの件で苦労する 20 Aug 2013 | 08:00 pm
日本ではこれを何というのか知らない。 ウイーンではクネッテブロートと呼んでいる。ファイバーが沢山入っていて身体に良い。 というよりあたしの食生活の一部になっている。かみしめると味がある。 頻繁にプラハに行くのはその実、このクネッケブロートを買いに行くのである。日本では売っていなくて、通販では似たようなのはあるが、値段も高い。 ワンパックが800円もする。このクネッケブロートの代表的なブラン...
東郷公園のライオン 19 Aug 2013 | 08:00 pm
インプレスのデジタルカメラマガジンでまたお手伝いすることになった。 思うにデジタルカメラマガジンは創刊号の巻頭から執筆しているから長いお付き合いである。 打ち合わせで副編の上田さんに酷暑の盛りに会いにいった。上田さんとお目にかかるのは数年ぶりだ。 有意義な打ち合わせがすんで、市ヶ谷方面に戻る途中、東郷公園の脇を通った。ここはあたしが最初のライカM2を買った当時というから、1970のことだが、...
ひらやま山系をアテにしてウイスキをすする 18 Aug 2013 | 08:00 pm
プラハからの戻りで、エミレーツで飛んでいたら、まずイラン、イラクあたりだと、ローカルタイムが三十分ずれるのである。デリーにカレー武者修行に行った時もこのことが町を歩行している時に非常に気になったしかたなかった。 上空から飛び降りて会社に行くわけではないのだから、ローカルタイムなど気にしないのがいいのだが、あたしはそういうことが気になる方だ。 後部のギャレーにウイスキをもらいにいって、窓から見た...
ペンとペンのピンズを見て思いだした 17 Aug 2013 | 08:00 pm
フィルムカメラのペンをよく使っていたのは中川政昭であった。 ペンFTのブラックの数台で機材を組んでいて、週刊誌から自分の作品からすべてこのカメラで撮影していた。 今ならハーフサイズでの撮影は印刷が良くなったので問題はないが、これは70年代の半ばのことを言っているのだ。 オリンパスペンワイドは森山大道でペンFは中川政昭が使い手だった。沼田元気もフィルムのペンの使い手であるが、これはもっと後の時...