Exblog - capecodkg.exblog.jp - ホビットとネズミのコレクションより、本、くたびれた服、妄想などを含む工芸品と個人所有物
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Latest News:
「カツカレー」の巻 13 Aug 2013 | 12:17 pm
うだる暑さの中、カツカレーを欲した。それは原始的欲求ですらあった。 本格的インドカレーやスリランカカレーではなく日本の洋食文化から派生したカレーを僕は求めた。 暗く深い穴倉に隠れた「空腹」は凶暴な野犬のような唸り声を上げていた。 街は酔っ払いと通りに立つ呼び込みの女性達が醸し出す「性の欲求」によって充満し今にも破裂しそうだった。「チョモランマカレー」はそんな喧騒とカオスが入り交わるネオン・・・
「チープ・シック」の巻 10 Aug 2013 | 11:25 am
前号の「カレーと本」もチャーミングな特集だったけれど、 POPEYE 9月号「チープ・シックを知っているかい?」がヤバイ! ああ なんて40代のシティ・ボーイおじさんの心をぐっと捉えるような特集なんだろう!
「スパゲッテイ」の巻 9 Aug 2013 | 02:59 pm
うだるような暑さが続いた。通りを歩く猫もぐったりしている。 グラスにうっすらと汗をかいたワインを想像した。どうしようもなく。 辛口のきりっとした白が好ましく思えた。 何処か遠くで誰かが「異議なし!」と答えたような気がした。 僕はイタリア食堂 feliceを訪れた。 ランチのメニューはパスタ3種 1.イワシとサゴシのシチリア風トマトソース 白身魚のふんわりした身、うんうん悪・・・
「たべるダケ」の巻 6 Aug 2013 | 02:37 pm
「孤独のグルメ」が3シーズンスタートということで人気らしいのだが、シーズンを重ねる毎に気持ちが離れていっている。 なんというのか食事をしているシーンが美味しそうに見えないのだ。 そうだ 確か「深夜食堂」も同じような感触だった。 ドラマ「モテキ」の演出家 大根仁もブログで同じような感想を述べていた。 「食事」をするという行為は多分に「性」というメタファーを含んでいると僕は思っている。 ・・・
「夏休みの子供」の巻 6 Aug 2013 | 02:27 pm
ストローハットを被り、ショートパンツを穿くと「なんだか 夏休みの子供みたいね」と声をかけられる。 たしかに そうかもしれない。 今日のいでたち coeurのストローハット WORKERS ボタンダウンシャツ 白 TATAMIZE ワークショーツ NEW BALANCE 1600 グレー インナー 無印の2パックT WORKERS ボタンダウンシャツが素晴らしい ・・・
「夏のセール」の巻 5 Aug 2013 | 01:26 pm
【こちらからどうぞ!】 セール期間は、お買い上げ30000円以上、代引手数料・発送料金無料です。 ご来店お待ちしております
「フロイト」の巻 1 Jul 2013 | 12:03 pm
夢を見た。 6月が終わろうとする夜に降った雨は街を暗く濡らした。Tシャツにトランクス一枚で寝床についた私は明け方足元が冷えて何度も目が覚めた。そんなぼんやりとした覚醒と覚醒の合間に夢を見た。夢の中の色調は暗い青だった。北野武が監督する初期の映画の色合い「キタノブルー」のような色合が夢というスクリーンに映し出された。 私は螺旋階段を登ってる。どうやら私は古いアパートに住んでいるようだ・・・
「プラハの春」の巻 29 Jun 2013 | 12:35 pm
「相変わらずパリは退屈だよ」とfacebookからメッセージが届いた。 なんだか村上龍の小説の始まりのようだった。 でもSM倶楽部でSM嬢の死体もなければ、キューバで葉巻を吹かしながらサルサも聞いていない。私はこじんまりした小料理屋のカウンターで一人西京焼きを摘みに焼酎の水割りを飲んでいた。 二日前 いつものように彼は店を訪れ二人コーヒーを啜りながら何処にも辿りつかないくだらない・・・
「食べる つながる」の巻 28 Jun 2013 | 04:38 pm
HUgE 8月号 特集「食べる つながる」がなかなか良く読ませる。 過去の特集「本屋が呼んでいる」も良かったな。 ちなみに「ヒュージ」はファッション誌である。でもファッションを語る上で「食」や「文学」についても目配せしインプットしなければ「服」を語れないのかもしれない全てがリンクしている時代だ。 さてリニューアル後 POPEYEは部数 41,834⇒86,500に倍増しているのに・・・
「スヌーピー」の巻 23 Jun 2013 | 12:35 pm
スヌーピーはナルシストでありコスプレマニアである。スヌーピーの飼い主であるチャーリーブラウンはスヌーピーを親友だと思っているがスヌーピーはチャーリーブラウンの名前を覚えず丸頭の男の子と呼んでいる。 チャールズ・M・シュルツはアメリカの漫画「PEANUTS」の作者。 チャールズは両親から愛されていないと感じ育った。チャーリーブラウンはそんな彼の内向的な性格を投影したキャラクターだ。チ・・・