Facta - facta.co.jp - 本誌記事アーカイブ:FACTA online
General Information:
Latest News:
ヤフーの牙城に挑むLINE NEWS 18 Aug 2013 | 12:00 pm
「ヤフー・ニュース」の独り勝ち状態が続くネット上のニュースサービス・ナンバーワンの座をめぐる競争に、新たな挑戦者が現れた。スマートフォン向けに無料通話・メッセージアプリを提供している「LINE」(本社・東京都渋谷区)が7月18日、無料ニュースアプリ「LINE NEWS」の提供を開始、スマホ分野での首位獲得を目指すと宣言したのだ。 LINE NEWSでは、約20人の編集部員が報道各社のニュースを60...
ドコモ駄目押し「ツートップ経営」 18 Aug 2013 | 12:00 pm
戦略のブレは加藤社長の優柔不断が原因。iPhoneの決定権は持ち株会社の鵜浦社長が召し上げ。iPhone導入は鵜浦案件 NTTドコモが長く暗い苦悩のトンネルから抜けだせないでいる。今夏、ドコモはiPhoneを取り扱うKDDIやソフトバンクへの対抗策として韓国サムスン、ソニーの2製品を「ツートップ」として前面に押し出す戦略に打って出た。このツートップ戦略は、2機種に限って大幅な販売奨励金を投じ、実...
日の丸半導体「ルネサス」の明日なき迷走 18 Aug 2013 | 12:00 pm
山形工場の閉鎖で地元は大騒ぎ。富士通の山本社長の「不実」を恨んでも、せせら笑われるだけ。「言い値、言いなり」の体質 7月下旬、山形県鶴岡市は大騒ぎになった。最大の雇用を創出しているルネサスエレクトロニクス山形工場が閉鎖されると報じられたためだ。地元では春先に工場は存続するとの報道があり、会社側の方針転換に、約900人の従業員はもとより、市内に約20社、県内に数十社ある取引先は騒然となった。 8月...
原発政策「優柔不断」に米国警告 18 Aug 2013 | 12:00 pm
実力者、エネルギー省副長官が憤然。日米委員会を「逃げた」齋木外務次官の罪は大きい。滑りこませた「安全保障」 「日本は我々米国がどれほど傷ついたのかを理解していないのではないか。であるならば、こんなに無礼なことはしないのではないですか」 米エネルギー省(DOE)副長官にして核不拡散の権威、そして原子力業界の世界的な実力者であるダニエル・ポネマンの側近の1人は、言葉を選びながらも強い口調で日本政府の...
顧客そっちのけ「あすか」子会社社長解任 18 Aug 2013 | 12:00 pm
「これ以上、業界の不祥事が続くのはマズいということで、日本投資顧問業協会の岩間陽一郎会長まで仲裁に動いたようですが、決裂したそうです」 昨年6月、増資インサイダー問題で金融庁から13万円の課徴金納付命令を受けた「あすかアセットマネジメント」(AAM)で内紛が起きていると、投資顧問業界の重鎮が明かす。子会社のあすかコーポレートアドバイザリー(ACA)の社長だった中神康議(なかがみやすのり)社長を突然...
消費税増税「4月尚早」の論拠 18 Aug 2013 | 12:00 pm
設備投資がイマイチでは、アベノミクスの効果を相殺する、と高橋教授は族議員や官僚ら増税派を批判する。実体経済が動くのに1年半 安倍首相が来年4月の消費税増税に踏み切るかどうかを判断するにあたり、参考にするとしていた2013年4~6月期GDP(国内総生産)速報が、8月12日に公表された。事前のエコノミスト予想では、4~6月期実質成長率(GDP伸び率、年率換算)が3.6%となっていたが、予想に反して2...
鹿島「土建国家の政商」の復活 18 Aug 2013 | 12:00 pm
自民党政権に「大きな貸し」がある建設業界の盟主。「凍土遮水壁」や「大分川ダム」、「アルジェリア問題」にも裏ワザ!「凍土壁」は鹿島の受注が確実 大手ゼネコン鹿島に「内憂外患」が囁かれて久しい。8年前の脱談合宣言をきっかけに海外工事を拡大したもののドバイの鉄道工事やアルジェリアの高速道路工事で巨額赤字が発生。特にアルジェリア案件はいまだに工事完了も代金回収のメドも立たない。在任丸8年を超えた社長の中...
SBIに「減損テスト」の恐怖 18 Aug 2013 | 12:00 pm
いち早くIFRSを導入し、減価償却を免れたが、韓国の消費者金融が落とし穴。 「アベノミクスで韓国は破綻する」――英紙フィナンシャル・タイムズが衝撃的なタイトルの記事を掲載したのが4月24日。円安に誘導する黒田日銀の金融政策は、日本に流動性をもたらした反面、韓国企業には逆風が吹くとするこの記事では、傘下に建設、造船、貯蓄銀行などを持ち、財閥上位35社に名を連ねていたウンジン(熊津)グループの破綻を伝...
武富士「更生」逆転劇の闇 18 Aug 2013 | 12:00 pm
ついに調査報道が管財人のタブーに挑む。日航、SFCGを手がけた有力弁護士が、Jトラストと何を仕組んだか。 新興金融グループのJトラストが先頃、ライツ・オファリング(新株予約権の無償割り当て)による1千億円近い巨額増資を行った。M&A戦略をさらに加速させる算段らしい。同社率いる旧ライブドアグループ元幹部の藤澤信義社長はここ数年、過払い金問題で壊滅状態の貸金業界にありながら、配下の企業群を複雑に駆使し...
「黄金の3年」は砂上の楼閣 18 Aug 2013 | 12:00 pm
アジアの雷雨。久しぶりのソウルも東京などと同じ熱帯だった。炎天が急に暗くなり、バケツの底が抜けたようなスコール。雨しぶきで一面真っ白だ。気まぐれの空は油断できない。 南山から市街を俯瞰していると、電話が鳴った。一人一票訴訟の升永英俊弁護士だ。「ご覧になりました? 新聞の全面広告」。原告団弁護士が私費を投じて8回も続けている意見広告のことだ。「これでもう、逃げ道の理屈は封じたでしょう」と升永氏は王手...