Livedoor - sasanoblog.livedoor.biz - がん闘病記：肝臓がんを克服した男の闘病記

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★出版のご報告（2011/07）【末期がんからの生還】笹野富美夫著文芸社この闘病記を基に書籍を出版させて頂きました。より多くの方に伝える事が出来たらと思います。⇒表紙拡大⇒（アマゾン）⇒（楽天ブックス）⇒（セブンネットショッピング）★携帯でもご覧頂けます！(20...

★ブログ移行のお知らせ２００６年１０月から始めたこのブログも総ページ数１５０を超え、メニュー欄ももうちょっと分かりやすくして欲しいとのご意見を頂くようになりました。このブログは私の体験を皆様にお伝えするために立ち上げたものですので読みづらくなって...

友人と妻と私の３人でセリ採りに行く事になった。私はその数時間前まで外科病棟の病室にいた。部屋も個室だったため、１人でいると考える事は同じ事ばかりだった。。。『オレはこの先一体どうなってしまうのだろう。。。』と。不安な事ばかりが頭から離れない。『死にたくな...

末期がん告知について私が思っている事。２００４年（平成１６年）３月３０日、私は大学病院で生体肝移植を受けるためそれまで入院していた病院を退院する事になった。迎えに来た妻の車に乗り、家に帰る途中、妻に「セリ採りに行かないか？」　　と声をかけた。妻はビックリ...

私は病院の診察で主治医から血液検査の結果、末期がん（肝臓がん）の心配は無いと聞いて妻を誘い、セリ採りに行った。セリを取る場所に着き車を降りると早速私も妻もセリを探し始めた。ちょっと時期が早かったせいか、小ぶりのセリが多かった。２人で夕飯のおかずにしようと...

診察後、いつもの場所でコーヒーを飲みながら私は血液検査の結果を見て主治医が言った言葉を思い出していた。。。『医学界において例が無い。』　と言った言葉をどう解釈すれば良いのだろうか。言い換えれば不治の病と言われる末期がん患者に対して西洋医学を学び、現在の医...

主治医の診察を受けながら私は考えていた。。。主治医は私が末期がん（肝臓がん）と闘い、闘病生活を送っていた１年半もの長い間、ほとんどの私の症状をいつも見守っていてくれた。それだけに余計に思いも複雑だったと思う。私は私なりに１年半と言う末期がん（肝臓がん）闘...

病院の待合室で診察の順番を待っている中、やっと私の順番が来た。診察室に入ると主治医の机の上にある、パソコンの画面に私の血液検査の結果が写し出されていた。主治医は検査結果を見て、「腫瘍マーカーの数値は１．５です。末期がん（肝臓がん）のほうも血液検査の数値を...

車の修理を終えた翌日、診察の予約の時間に合わせていつも点滴を受けに行っていた外来病院へ行った。その日は私の血液検査が出る日だった。病院へ着くと待合室の中は人で一杯だった。どの科もとても混雑していた。私が診察を受ける外科の診察室の前でも順番を待つ患者さんた...

翌朝、塗装の準備をした。これが最後の仕上げの作業となる。失敗は出来ない。。。いつもながらこの作業でほとんどの良し悪しが決まってしまうからだ。スプレーガンを持ち塗料を入れて車に吹き付ける、２年ぶりの作業となったが自然に身体が反応してくれた。やはりこれも長年...