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ベートーベン:ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 「月光」 作品27の2>>>(P)ソロモン 1952年8月21日録音 24 Aug 2013 | 08:00 pm
おそらくはもっとも有名なピアノ曲の一つでしょうね。 幻想曲風ソナタと題したのはベートーベン自身であり、そこからはっきりと彼がこの作品にあたえようとした音楽的な方向性を見て取ることができます。 当時のベートーベンはこのピアノソナタという形式を使って様々なチャレンジを繰り返していましたが、これもまたそのようなチャレンジの一つであることは明らかです。 とりわけ作品1の方はソナタと言いながら一つもソナ...
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調>>>コンヴィチュニー指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 1958年録音 21 Aug 2013 | 08:00 pm
はじめての成功 一部では熱烈な信奉者を持っていたようですが、作品を発表するたびに惨めな失敗を繰り返してきたのがブルックナーという人でした。 そんなブルックナーにとってはじめての成功をもたらしたのがこの第7番でした。 実はこの成功に尽力をしたのがフランツ・シャルクです。今となっては師の作品を勝手に改鼠したとして至って評判は悪いのですが、この第7番の成功に寄与した彼の努力を振り返ってみれば、改鼠版...
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調>>>クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1960年11月1~5日録音 20 Aug 2013 | 08:00 pm
はじめての成功 一部では熱烈な信奉者を持っていたようですが、作品を発表するたびに惨めな失敗を繰り返してきたのがブルックナーという人でした。 そんなブルックナーにとってはじめての成功をもたらしたのがこの第7番でした。 実はこの成功に尽力をしたのがフランツ・シャルクです。今となっては師の作品を勝手に改鼠したとして至って評判は悪いのですが、この第7番の成功に寄与した彼の努力を振り返ってみれば、改鼠版...
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品74 「悲愴」>>>ロジンスキー指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 1954年10月3&4日録音 16 Aug 2013 | 08:00 pm
私は旅行中に頭の中でこれを作曲しながら幾度となく泣いた。 チャイコフスキーの後期の交響曲は全て「標題音楽」であって「絶対音楽」ではないとよく言われます。それは、根底に何らかの文学的なプログラムがあって、それに従って作曲されたというわけです。 もちろん、このプログラムに関してはチャイコフスキー自身もいろいろなところでふれていますし、4番のようにパトロンであるメック夫人に対して懇切丁寧にそれを解説し...
プッチーニ:アリア集>>>S:マリア・カラス セラフィム指揮 フィルハーモニア管弦楽団 16 Aug 2013 | 08:00 pm
プッチーニのアリア集 <収録作品> 歌劇「マノン・レスコー」より「この柔らかなレースニ包まれても」 歌劇「マノン・レスコー」より「捨てられて、ひとり寂しく」 妖艶な美女マノンと、彼女に魅せられて転落の人生を歩む若き騎士デ・グリューの物語。プッチーニの出世作でもあります。 「この柔らかなレースニ包まれても」は第2幕で歌われるアリアですが、マノン最初の聞かせどころでもあります。ポイントは真実の...
チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 作品64>>>ロジンスキー指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 1954年9月2&3日録音 15 Aug 2013 | 08:00 pm
何故か今ひとつ評価が低いのですが・・・ チャイコフスキーの後期交響曲というと4・5・6番になるのですが、なぜかこの5番は評価が今ひとつ高くないようです。 4番が持っているある種の激情と6番が持つ深い憂愁。その中間にたつ5番がどこか「中途半端」というわけでしょうか。それから、この最終楽章を表面的効果に終始した音楽、「虚構に続く虚構。すべては虚構」と一部の識者に評されたことも無視できない影響力を持っ...
ドヴォルザーク:スラブ舞曲 第1集 作品46>>>ロジンスキー指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 1955年4月8日~5月27録音 14 Aug 2013 | 08:00 pm
ドヴォルザークの出世作 ドヴォルザークは貧乏でした。 ヴィオラ奏者をしたり、教会のオルガニストをしながら創作活動を続けていましたが、それでも生活は苦しくて、政府からの奨学金を得るために作品を出品をしてなんとか食いつないでいました。 そんなドヴォルザークに転機を与えたのが、この奨学金獲得のために出品していた作品でした。幸運だったのは、審査員の中にブラームスとハンスリックがいたことでした。特に、ブ...
ドヴォルザーク:スラブ舞曲 第2集 作品72>>>ロジンスキー指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 1955年4月8日~5月27録音 14 Aug 2013 | 08:00 pm
ドヴォルザークの出世作 スラブ舞曲の予想以上の大成功に気をよくした出版業者のジムロックは早速に第2集の作曲をドヴォルザークに依頼します。しかし、第1集の大成功で名声を確立したドヴォルザークは、彼が本来作曲したかったような作品の創作へと向かっていました。速筆のドヴォルザークにしては珍しく時間をかけてじっくりと取り組んだピアノ三重奏曲ヘ短調やヴァイオリン協奏曲、交響曲の6番、7番などが次々と生み出され...
グリーグ:ペール・ギュント 第1組曲 作品46>>>ロジンスキー指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 1955年4月29&30日録音 13 Aug 2013 | 08:00 pm
今では組曲の方が有名になってしまいました。 イプセンが書いた詩劇「ペールギュント」はノルウェーに古くから伝わる民話を素材としていますが、簡単に言えば、とんでもない身勝手な男とそんな馬鹿な男を支えて待ち続ける純情な女の物語です。ワーグナーなんかが典型なのですが、どうもこういう「とんでもない男の身勝手」というモチーフが西洋人は好きなようです。 登場するのは道楽の果てに財産を使い果たした馬鹿親父を持つ...
グリーグ:ペール・ギュント 第1組曲 作品46>>>ロジンスキー指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 1955年4月29&30日録音 12 Aug 2013 | 08:00 pm
今では組曲の方が有名になってしまいました。 イプセンが書いた詩劇「ペールギュント」はノルウェーに古くから伝わる民話を素材としていますが、簡単に言えば、とんでもない身勝手な男とそんな馬鹿な男を支えて待ち続ける純情な女の物語です。ワーグナーなんかが典型なのですが、どうもこういう「とんでもない男の身勝手」というモチーフが西洋人は好きなようです。 登場するのは道楽の果てに財産を使い果たした馬鹿親父を持つ...